小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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フェイクニュース

ウソのようなニュースが流れるたび、ささやかれる言葉。
「まるで虚構新聞のネタのよう」

そんな虚構新聞のバカバカしいネタから、風刺ネタまで、エイプリルフール以外、ウソニュースを流し続けたこれまでの傑作選。
時にウソニュースがホントになってしまい「謝罪記事」を掲載する羽目になったりするが、その「謝罪記事」も含まれている。

一般的な話だが、風刺ネタは、時に対象への「悪意」が透けて見えてしまい、意図は分かるが、読んで気持ちのいいもので無い事がある。
対して、虚構新聞のネタは、まず第一に「笑える」ことに重点を置いているようで、対象への「愛」すら感じる。

とりあえず笑いのネタにすることで、対象の理解を深め、本質を浮かび上がらせる。
昔、「政治的に正しいおとぎ話」(ジェームズ・フィン・ガーナー)が、そんなスタンスで差別用語狩りを槍玉にあげていた。
また、イグ・ノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」を表彰している。

社主が意識しているかどうかは分からないが、虚構新聞は、これらの系譜に連なるものだと思っている。

一国のトップが流す「フェイクニュース」への対抗方法は、「笑い」なのかもしれない。
「フェイクニュース」を流す方は、自分の間違いを認めない”プライド高い系”が覆いと思うから・・・。

ただし、対象への「愛」を欠いた笑いは、悪口と大差ない。
(社主もこの辺りは注意しているというのを、新聞記事かなにかで読んだ覚えがある。)

個人的に一番、うれしかったのは、オチ担当の坂本義太夫教授の、虚構新聞との関係を語った記事が読めること。
いつも一文程度しか登場しない「謎の人物」が、こんなに長く語ったのは初めて。

ただ、記事に登場する度に、専門が変わる、という「謎」は解明されないままだった。
しかも、一度だけ、「教授」以外の肩書きで登場していた、という「驚愕の事実」まで判明。
もしやレオナルド・ダ・ヴィンチも泣いて逃げ出すほどの「万能の天才」なのか?(笑)

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