小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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先見の不明

当たった予言、外れた予言
 J・マローン  文春文庫

本書の冒頭より

「SF作家で科学者のアーサー・C・
 クラークは、”専門家”が自分の専門
 分野以外を予言するとき、その予言は
 (必ずと言っていいほど)間違っている
 と語っている。(中略)しかし専門家は
 自分の専門分野においてさえ驚くほど
 近視眼的な見方をし、それが実にひどい
 間違いをもたらすことも事実である」

1858年から1996年までの約1世紀半の
間にされた”予言”が 98 個、取り上げ
られている。
(「当たり」「ハズレ」に関係なく)

相対性理論のアインシュタインは、子供の
頃、学校が嫌いだったので、先生に「将来、
大成しないだろう」と言われたのは、
有名な話。


過去の外れた予言を笑うことは簡単だ。
しかし、その外れた予言をした人の名前を
見ると、その笑いも止まることが多い。

「エジソン」
「アンドリュー・カーネギー」
「ヘンリー・フォード」
 :

特に有名な人を選んで名前を挙げて
みたが、他の人も、少なくとも「並」以上
の能力は持っている、と言えるだろう。

翻って、「並」の能力は、ある(はず)
と思う自分は、先のことについて、
どんな間違いをやらかしていること
だろう。

笑って済む、という程度の間違いで
あることを願う。
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