小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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どっちもどっち

魔少年ビーティー
   荒木飛呂彦  集英社文庫


「ジョジョの奇妙な冒険」で有名な荒木飛呂彦の連載デビュー作品。

主人公ビーティー(イニシャル。一説には「コブラ」の寺沢武一の
略だとも言われている)が手品やトリックを使って、「悪人」と
対決する。

ただし、ビーティー自身も「聖人君子」ではなく、頭はいいが、
かなり傲慢な性格(腕力は、あまりない)
顔つきは「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部に出てきた小さい頃の
ディオを彷彿とさせる。

ビーティーの親友が事件が起きてしばらく時間が経過したものを
選んで、事件についてすべて語る、というスタイルで話が描かれる。
(作者曰く「シャーロック・ホームズ」へのオマージュ)

作者自身も語っているが、これの対極にある「力」と「力」の戦いが
「バオー来訪者」。なお、別の作品「ゴージャス・アイリン」は、
「力の戦い」+「知力の戦い」という感じになっている。

あとがきにもあるが「少年ジャンプ」の精神(努力・根性・友情)と一致する
ところが全く無いマンガだったので、一時は連載すらさせてもらえない
かもしれない、という事にもなったらしい。

連載当時、リアルタイムで読んだ覚えがあるが、他の連載マンガと
かなりテイストが異なるこのマンガは、かなりインパクトがあった
のを覚えている。
ちなみにこの頃から独特の「ギャーン」などの擬音は全開である。
(そういう意味でもインパクトはあった)

今、少年ジャンプで、このマンガを掲載したら、一体、どんな反応が
起こるだろうか?
きっと親から苦情が山のように来る気がする。その様子を見てみたい
ような、見たくないような・・・
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