小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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トリックスター

アタゴオル 外伝 ギルドマ
 ますむら・ひろし
  メディアファクトリー文庫


宮沢賢治の作品をマンガ化したシリーズでますむら・ひろしに
興味を持ち、「アタゴオル」を読み始めてみた。

アタゴオルの西に広がるギルドマジャングル。
そこに現れた植物女王ピレア(ヒデヨシが復活させてしまう)に
立ち向かうヒデヨシ、タクマ、ギルバルス。
そしてピレアが恐れる輝彦宮。

「アタゴオル」シリーズは、1,2巻しか読んでいないが、この
「外伝」はかなり雰囲気が異なっている。
死んでしまう者がいたり、皮肉な表現も出てきたりするのだ。

例えば、

「規律の外に出ることは怖いことなんだ。
 規律の中に入っていれば、「自分」などなくてもいいからな」

というセリフや

ピレアの旗に頭を下げる森の住人達。その旗をヒデヨシの顔に
描きかえても、それに頭を下げ続ける森の住人達。

というシーンがあるなど、結構、痛烈だ。

が、登場人物がネコやよく分からない生き物だったりするので、
皮肉も少し和らいだ感じになる。


ヒデヨシは、作品中で
「身勝手がふくらんだような物体」
「物の道理や呪術も通じない」
「自分しかない男」
と評される典型的な「トリックスター」である。

メチャクチャな事をやっているが、それを描く事で逆に本質を
炙り出す。そういうキャラクターというのは好きなので、他の
巻も読んでみたい。
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この記事へのコメント

面白そう

本カフェから来ました。
Wishリストに入れておきますね。
では。

Re: 面白そう

ポポロさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。
時々・・・もとい頻繁にくだらないことを
書いてたりしますが、よろしくお願いします。


> 本カフェから来ました。
> Wishリストに入れておきますね。
> では。

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