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思索と検索の違い 

「検索バカ」 藤原智美 朝日新書


「お前のしていることは思索ではなく、検索だ」
これは別の本、伊坂幸太郎「魔王」(講談社文庫)に出てくる政治家、犬養の言葉。
こちらの感想は、また別の機会に書くつもりですが、この本の中で、一番印象に残ったセリフです。

そんな時にこの本を見つけたので、読んでみました。
「思索・思考」が必要な事でも「検索」で他人の意見、論文をコピーして、自分の意見・論文として提出してしまう。
(個人的には、そうせざるを得ない時でも、最低限、文字を書き写す労力は使え、と思いますが・・・)

そんな風に作ったものには、説得する力などないし、何より自身の思考の力がなくなっていくだけ、と言っています。

自分が検索する時は、「知識を探す」場合と「考える材料を探す」場合があります。
特に後者の場合は、大多数の意見と一致していたらなんとなく安心する、ような感じがします。
前に読んだ本で「みんなと同じである必要なんてない」と言ってくれた人がいるのに・・・。
(思いがけず、つながりました・・・)

また、「検索」によって「全体の傾向(=ランキング)」をさぐるようになる。つまり、空気を読む、ようになる。
それにより、自分が全体の空気から外れないようにする。逆を言えば、場を乱す相手に「空気読め」と攻撃する、と著者は言っています。

これまで「空気読め」というセリフは、違和感を覚えていたし、使いたくもないと思っていたので、まさにその通り、という感じでした。

ただ積極的に空気を乱すようなことは、躊躇してしまう自分がいます。
自分なりのペースがあるから、焦ることなくやっていきたいと思います。
(また前とつながった)
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カテゴリ: 藤原智美

テーマ: 感想 - ジャンル: 本・雑誌

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