小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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リスク対策

ナショナルジオグラフィック 2010年10月号


すでに11月号が発売されているが、10月号についての感想。

特集は「原油流出」
少し前、メキシコ湾で深海油田から原油が流出した、というニュースが流れたのを覚えている人も多いだろう。

冒頭で「キケンを冒してまで、開発する価値はあるのだろうか」という問いかけをしている。

石油会社は、リスク対策は万全、と説明するが、実際に事故が起きた時、そのリスクの見積りや対策は、ほとんど役に立たない事が露呈してしまった。

資格試験の「情報セキュリティスペシャリスト」の勉強をしていた時に
「発生確率が(限りなく)低いが、発生時の対策金額が非常に大きい場合、対策を取らない(取れない)という選択肢もある」
という事が出てきた。
(もちろん対策を取らない場合、事故が起きたら、とんでもない事になるという覚悟が必要だが)

原油流出事故を起こしたBP社は、その覚悟がなかったのではないか、と疑いたくなるほどの対応ぶりだ。

将来、起きるかもしれない事(それも何十年に一回とかいう割合のもの)を想定して、対策を取れ、というのも難しい話だが、少なくとも
「これまで起きていないから、将来も起こらないだろう」という考えは愚の骨頂でしかない、という教訓にはなるだろう。

冒頭の問いに対して、記事の中で結論は出していない。(危険さは強調しているが)よく考えてみろよ、と言われたような感じがする。


重い内容になったが、これとはうってかわって、純粋に楽しめる記事は「昆虫の卵」
顕微鏡や電子顕微鏡で撮影した昆虫の卵の写真が数多く載っている。その形は不気味なものが多いが、なぜかどれも見入ってしまう。
どこか現実離れしたもののように見えるためだろうか。
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