小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

天は数の上に数を造らず、数の下に数を造らず

今、読んでいた本にチラリと出てきた面白そうな話。

「2=1を証明する方法」

① a=bとする

② 両辺にaをかける
  a^2 = a×b     ※「^」はべき乗

③ 両辺にa^2-2abを加える
  a^2+a^2-2ab=ab+a^2-2ab

④ ③の式を整理する
  2(a^2-ab)=a^2-ab

⑤ a^2-abで割る
  2=1

証明終了!
これは1と2の話だけでなく、他の数字にも言える。
それどころか、すべての数が等しいということの証明にもなってしまう。


・・・が、当然、この結果は間違い。
一見、もっともらしい「証明」に見えるが、落とし穴がある。

それは最後の⑤

しれっと書いてあるが、①によると「a=b」なので、「a^2-ab」は "0"(ゼロ)なのだ。
"0"(ゼロ)による割り算を行っているので、この「証明」は破綻している。
だから「2=1」などという結果になってしまうのだ。

実は、この「証明」は少し異なる方法もあるが、どれもコソッと "0"(ゼロ)で割るステップが仕込まれている点は共通している。

よく考えれば分かるだろう、とも思えるが、ヴォルフスケール賞(期限付きでフェルマーの最終定理の証明者に対して10万マルクの懸賞金を設けた賞)に応募した一般人の多くがこのような不合理に迷い込んだそうだ。

専門用語を駆使したからこそ、自分が迷い込んだり、
専門用語を駆使して、相手を煙に巻いたり etc.

似たような例はアチコチに転がっていそうだ。
スポンサーサイト

トラックバックURL

http://randokukanso.blog79.fc2.com/tb.php/260-1868bd09

この記事へのトラックバック

この記事へのコメント

コメント投稿フォーム

管理者にだけ表示を許可する

Paging Navigation

Navigations, etc.

About This Website

/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。