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たかがパズル、されどパズル、だけどパズル 

巨匠の傑作パズルベスト100
  伴田 良輔  文春新書


「ひとつの声を持ちながら、朝は4本足、昼は2本足、
夜は3本足で歩く生き物は何か?」


有名なスフィンクスの謎かけ。
ちなみに答えは「人間」
最初は、四つんばいの赤ん坊だが、成長して2本足で歩く
ようになり、年老いると杖をつくようになり3本足になる
から、というのが正解。

パズルの巨匠として知られるサム・ロイドとデュードニー
が作ったパズルを中心に、古典とも言えるパズルを紹介し
ている。

タイトルの通り全部で100問紹介しているが、すべてに
共通しているのは、一見、簡単そうに見えること。
ここに落とし穴がある。

「こんなの簡単」とたかをくくってはじめると、すぐに
行き詰まり、だんだん「う~ん」と唸るようになる。
すぐにひらめけば、まだ救いがあるが、そうでない場合は・・・

巻末に解答もついていますが、「こんな手があったか!」
と思うようなものばかり。

またパズルを作った当人は、考えもしなかっただろうが、
「ケーニヒスベルクの橋」は、トポロジー(位相幾何学)
に通じ、「地図の塗り分け」は、コンピュータを用いて
ようやく証明ができ、「14と15だけ入れ替わった15
パズル」は現代数学の「不変量」という概念に通じていく。

大げさに言えば、すぐれたパズルは、パズルというジャンル
だけにとどまらず、他の領域にまで深い洞察をもたらす、
と言える。

話は変わるが、前々からSE・プログラマ向けの試験には
「論理パズル」や「数独」「イラストロジック」など理詰め
で考えるタイプのパズルを出題する方が計算問題などより
はるかに役に立つと思っている。
実際、「数独」を解くときに使う考え方が仕事の上でも
役立ったということは何度もある。

だから「数独」ばかりやっているのはサボりではなく、
「訓練」なのだ!(←なぜか力説)
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カテゴリ: 伴田良輔

テーマ: 本の紹介 - ジャンル: 本・雑誌

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