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偉大なる失敗 

「ジオン軍の失敗」
 岡嶋 裕史  講談社 アフタヌーン新書


失敗する製品が世に出てしまうのはなぜか?
その要因を「ガンダム」(ファーストガンダム)のジオン軍のモビルスーツを例に使い、解説している。

ある一定の年齢以上の人には「ウルトラマン研究所説」のガンダム版、と言えば本書がどのようなものかある程度、想像できると思う。

ただし「ウルトラマン研究序説」は、25人の若手学者が法律、経済、コンピュータなど様々な分野で考察を行っていたが、こちらは「構造化するウェブ」(講談社ブルーバックス)の著者が一人で、工業製品を市場に投入する際の失敗例という面から語っている。

本の解説には「エンジニアにとっての~」とあるが、序章と終章以外は、「ガンダム」の一年戦争から数年後に出版されたモビルスーツ開発史の本という体裁で書かれているので、エンジニアでなくても、モビルスーツの解説本として読める。

ただし、それぞれのモビルスーツは形式番号で書かれていたり、アニメ本編に出てこないモビルスーツも出てくるので、マニア向けの感は否めない。
また、各章の注が多く、長いので少々、読みにくいのが難点。

個人的には、ガンダム一本槍の連邦より、失敗を恐れず(?)様々な種類を作ったジオンの方が好きだ。
様々なモビルスーツを開発したからこそ、失敗作もそれに比例して多くなっているという事だろう。
その失敗の要因というのが、どこかで聞いた事があるような話なので、時折、チクリと身に染みる。


ところで、思い返してみると、ウルトラマン(のシリーズ)もヒーローそのものより怪獣の方が好きだった。
そういう点は子供の頃から、変わってないのかもしれない。
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カテゴリ: 岡嶋裕史

テーマ: 読書感想 - ジャンル: 本・雑誌

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