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「縛り」があると「楽しい」 

「ニッポンの書評」
   豊崎由美 光文社新書



「ニッポンの書評」の書評、と言いたいところだが、書いている当人は「読書感想文」のつもりなので、この表現は使えない。

この本は「書評の書き方」ではなく、それ以前の「心構え」について述べている。
(最後の方にテクニック的なこともかいてあるが)

ただし、内容はシンプルで、納得できるものである。
曰く
・書評自体、読んで楽しいものにする。
・ネタばらしには注意
・悪意の垂れ流しは厳禁


要するに
・読む人がいる事を意識する
・紹介する本を読みたい
と思わせるという事だろう。

少し耳が痛いのが「援用」の落とし穴。
本を紹介するはずが、本をダシにして自分の主張を展開するようなものであってはならない、というもの。
時々、脱線して違う話を書いていたりするので自戒が必要。

そして、気をつけているのが、「悪意の垂れ流し」
こういうものは読んでいて気持ちのいいものではないので、批判的な事を書く時は、「笑えるがポイントをついている」というものにしたい、と思っている。
ただし、そういう本には、あまり出くわさない上、難しいので一度もやったことはないが・・・。

難しいと思ったのは、「その人にしか書けない書評」というもの。
有名人や知人など他人ならば、何となく「その人しか書けない」というものは分かりそうだが、自分の事となると、サッパリ分からない。
そのうち、分かるようになる、と思いたいが、本の感想をブログにアップするようになってどれだけ経っているか、を考えると「何たるザマ」と思ってしまう。


ところで、この本の中で実践してみようと思った点がある。
それは
・文字制限をつける。
・発表する想定媒体を考える。
というもの。制限があるからこそ、腕の見せどころなのだろう。

これで空白含めず、約800文字。
想定媒体は新聞の読書欄。本好きの大人が読む、という想定。

それにしてもこの文字数で、面白く読ませ、本の魅力を伝える、という事は至難の業だ、ということがよく分かった。
今までダラダラと書いていたが、それがどれほどラクだったことか・・・
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カテゴリ: 未分類

テーマ: 読書感想 - ジャンル: 本・雑誌

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