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繊細さともろさと心強さと 

ナショナルジオグラフィック 2011年5月号

すでに6月号が出ているので今更、という感じはするが5月号の感想。

今回、気になった記事は次の3つ。

「日本うるわし列島 吉野川」
別名”四国三郎”と呼ばれる吉野川についての記事。
以前、別の本で「日本の風景は水蒸気から成る」という意味の事が書かれていたのを見たことがあるが、この記事の写真を見ると正にその通りだと思える。
湿気は嫌われ者だが、効果的に使えば、印象的な写真が撮れる。自分にもできるだろうか。

「壊れゆくサンゴの王国」
世界最大のサンゴ礁、グレート・バリア・リーフの現在と未来を考える記事。
このサンゴ礁は、これまで多くの自然災害にあいつつも甦ってきたが、近年、人間の活動によりこれまでの危機とは別の危機に見舞われている。
破壊の進行速度が決定的に違うのだ。
しかも、どうやれば止められるか、については、これからサンゴ礁の生態を調べるところから始めなければならない状態。

面白いのは、サンゴ礁がこれまでの自然災害を乗り切れたのも、自らの遺伝子を書き換えてきたからではないか、という説。
サンゴ礁のサンゴの多くは「交雑」によって発達する。それによって病気に適応したり、耐性を獲得したらしい。

自然のもろさとたくましさを同時に感じる記事だった。


「写真は語る ハクトウワシ 神々しく強き野生」
写真を見ないと分からないだろうが、ハクトウワシの顔のアップの写真は圧巻。記事を読むと”数メートルまで接近して撮影した”とある。
「神々しい」という表現がぴったりな一枚だと思う。ただ、ハクトウワシの団体様の写真はヤ○ザ屋さんの団体様に出会ってしまったような印象を受ける。

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カテゴリ: 雑誌

テーマ: 読書感想 - ジャンル: 本・雑誌

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