小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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荒木飛呂彦節

死刑執行中脱獄進行中
  荒木飛呂彦
   集英社文庫


荒木飛呂彦の短編集
「死刑執行中脱獄進行中」
「ドルチ ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」
「岸辺露伴は動かない ~エピソード16・懺悔室~」
「デッドマンズQ」
の4作品から成る。

「岸辺露伴は動かない ~エピソード16・懺悔室~」「デッドマンズQ」には「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部に出てきたキャラが登場する。
(登場するだけで、「ジョジョ~」の第4部を知らないと楽しめない、というわけではない)

印象に残ったのは「岸辺露伴は動かない ~エピソード16・懺悔室~」「デッドマンズQ」
どちらにも「幸せの絶頂の時に迎えにくる」者がいる、という点で共通している。

このあたり「ファウスト」のメフィストフェレスの姿が頭にチラチラ思い浮かぶ。
しかも「岸辺露伴は動かない ~エピソード16・懺悔室~」では、メフィストフェレスと同様に、その「約束」の時のためにわざわざ主人公の願いを叶える点も共通している。
ちなみに「デッドマンズQ」の方は、単にそのように依頼された、というだけ。

各話に登場するキャラに共感できる部分は少なく、不条理な話が多い。
それでも話に引き込まれてしまった。

荒木飛呂彦のミステリー・サスペンス作品の「謎かけ」部分の展開の仕方は個人的に好きたが、この短編でもそれは健在。
「荒木飛呂彦節」とも言えるだろう。

ただ、どの作品も「ジョジョ~」のエピソードの一つ、として出てきてもおかしくない感じのものばかり、と思ってしまうのは「ジョジョ~」の印象があまりに強烈すぎるせいだろうか。
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