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氏より育ち 

ナショナルジオグラフィック
 2012年1月号


2012年1月号の記事で印象に残ったのは次の3つ。

「写真は語る」 カリブ海の”彫刻美術館”
写真が非常に印象的な記事。
人間の等身大の彫像(時には家具の彫像まで含まれる)を海に沈め、しばらく放置。
数ヶ月経った後、再び潜り、撮影を行ったもの。

彫像にはサンゴなどが付着して、ユーモラスな姿や、不気味な姿に変貌している。
彫像がリアルなので、分かっていても「いるはずのない場所にいるはずのない人がいる」と見えてしまうので、なんだか落ち着かない気分になる。


「双子の不思議」

この号の特集記事。
個々の人間を形成するのは遺伝か、育った環境か。双子を材料にして考察している。
天然のクローン、とも言える一卵性双生児。
だが、似てはいても異なる性格を持っている。また何かの事情で別々に育てられた場合、かなり異なる性格に育つケースもあるという。
遺伝は重要だが、それですべてが決まる訳ではなく、「書き換え可能」な部分もあり、そこは育った環境がかなり影響を与えるそうだ。

アメリカでは「精子バンク」があり、モデル、エリートビジネスマン、医者、弁護士、学者などランクによって異なる値段がつけられているが、
不妊治療以外の目的で利用している人は、この記事を見てどうおもうだろうか?


「北極圏の犬ぞり警備隊」

世界で唯一、デンマーク軍にのみ存在する部隊「犬ぞり警備隊」、その名も「シリウス」
5年に一度実施される、グリーンランド北東部沿岸のパトロールの記事。

そのパトロールは「過酷」と一言で片付けてはいけないくらいだが、それ以外の言葉が見つからない。
犬も含めた隊員同士の「絆」の強さは、にわかには想像がつかない。

ところで「隊員」の犬の顔写真も載っているが、やはり「リーダー」は風格を漂わせている。
こういう犬を従わせるのは「力」以外に何が必要なのだろうか。
少なくとも自分は「手下」扱いされそうだ。
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カテゴリ: 雑誌

テーマ: 読書感想 - ジャンル: 本・雑誌

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