小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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アレンジ

星を継ぐもの 03
  星野之宣
  原作:J・P・ホーガン
    小学館


J・P・ホーガン原作のSFの古典を星野之宣流にアレンジした「星を継ぐもの」の第3巻。

1,2巻で世界観の説明が行われ、役者が出揃ったので、いよいよ怒涛の展開、となる。

今回の目玉は、人類と巨人達(ガニメアン)とのファーストコンタクト。
人類とガニメアンの友好的な対話を快く思わない者達による破壊活動が大仕掛け。
1巻から登場していた、分かり易い「悪者」の正体も一部判明する。
そして、それら以外にも裏にいる勢力の存在も暗示される。

当初は「星を継ぐもの」のみのマンガ化と思っていたが、2巻で”巨人たち”が登場した事で、
「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」も含まれる事が分かる。

そして、この3巻では、原作のアレンジが顕著になる。
・・・というより全く別物のような展開、と言ってもいいくらいだ。

原作の方は記憶を頼りにしているだけなので、記憶違いがあるかもしれない、と心配になってきた。

原作と違う点がある、という事ばかり強調してしまっているが、思い返してみると、こういうものの場合、原作通りという事の方が少ない、という気がする。
それにより、原作ファンは「ここは、そうきたか」という楽しみ方ができるし、原作を知らない人は、”新しい話”として楽しむ事ができる。

何より、マンガそのものが面白くなければ、このような楽しみ方自体できないだろう。
当初、原作を知っているから、という、ある種の「余裕」があったが、それも大して大きいわけではない事が分かってきた。

原作通り、だけだと物足りなさを感じるし、アレンジが大きいとそれはそれで原作ファンの反発を買ってしまう。
そのあたりのさじ加減はどのようにしているのか、一度、聞いてみたい気もする。

次の巻が出るまでに、三部作と「内なる宇宙」を読んでおいた方がいいか、という思いはじめた。

ところで、「チャーリー」の話がどこかにいってしまっているようなのが、少し気になる。
ちゃんと戻ってくるだろうか。
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