小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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魅せる写真

ナショナルジオグラフィック
 2012年10月号


10月号は、ナショナルジオグラフィックらしい「魅せる」写真が多かった。
印象に残った記事は次の3つ。

・パラレリズモ 記憶の中の町並み
「パラレリズモ」というのはイタリア語で「平行の関係」という意味の言葉。
平行移動しながら建物ごとに撮った何枚もの写真をデジタル処理で形を整えて組み合わせた写真。ひらたく言えば「パノラマ写真」
絵巻物の写真版、といった感じが面白い。

イタリアの街並みと京都の町屋の写真が並んでいたのだが、どこか共通した雰囲気を漂わせているのが不思議な感じがした。

・象牙と信仰
「宗教」を隠れ蓑にした象牙取引を追った記事。
チェスの駒にする象牙なら密輸品かどうか念入りに調べられるが、宗教的な用途なら出所が問われることはない、という「抜け道」を利用した象牙取引の闇。
この手の問題は「需要」があるのが問題なのか、「供給」する側が問題なのか、容易に解決できないものだけに重い内容だった。

「密輸は防げても、死んだゾウは生き返らない」
という一文がグサッと突き刺さる。

・北欧 廃屋の動物たち
フィンランドの人里離れた村に点在する無人の家に集まる動物たちの写真。
人が住まなくなった家は動物たちの格好の避難場所になっているようだ。

記事の扉で壁の穴から中を覗きこむ子ギツネの写真は、ほとんどメルヘンの世界だった。
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