小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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観察力

とりぱん 14巻
 とりのなん子
  講談社


「身の丈ワイルドライフ」を標榜するコミックエッセイ。
今回は著者が台湾に行った時のエピソードも収録されている。

相変わらず著者の周辺の出来事(台湾編を除く)ばかり。
時折、取材などで遠出をする事はあっても、基本は著者の住居周辺のことばかり描かれている。

それだけで14巻も巻を重ねているのは、ひとえに著者の観察力の鋭さによるものだろう。
鳥たちのちょっとした仕種まで、よく観察していると、毎回、感心させられる。

今回は、カルガモのヒナの「かきかきリレー」がツボに入ってしまった。

自分も野鳥や(飼育されている)シマリスの写真を撮るのだが、カメラを構えたからと言っても、彼らは何か「芸」をしたり、ポーズをとってくれるわけではない。
しばらく観察し続けていると、時たま、面白い瞬間に出くわす、という具合だ。

以前、テレビで動物園の飼育係の人が
「その動物の魅力を知りたいなら、しばらく(最低でも15分くらいは)観察し続けて欲しい」
と言っていた。

おそらくマンガになっていない部分(何事も起こらない時)は時間にすると、かなり膨大になるのだと思う。
それでも飽きずにマンガを描き続けるのだから、鳥に対する愛情の深さが察せられる。

だからこそ、鳥たちも著者には、「素の姿」を晒すのかもしれない。
どこか遠くの自然が多く残っている地にいる動物たちを見るのもいいが、普段、自分たちと一緒に暮らしている鳥に目を向けると、いつもと違う光景が見えてくるかもしれない。

ちなみに先日、ムクドリ夫婦同士(?)のタッグマッチを目撃した。
我が家の2階のベランダにせっせと「種まき」をする連中は、こやつらだろうか。
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