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楽しいから笑うのか、笑うから楽しいのか? 

まんがで読破
 ダ・ヴィンチの手記
  イースト・プレス


「万能の天才」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチ。
そのダ・ヴィンチが遺した手記をマンガ化したもの。

「まんがで読破」シリーズの他のマンガにも言えるが、ページ数などの関係で落とした部分は、どういった点か、アレンジが入っている部分はどこか、という点について、あとがきなどで触れていて欲しい。
手軽に読めるのはいいのだが、アレンジが入った状態が正しい、と勘違いしてしまう。

「ダ・ヴィンチの手記」は岩波文庫からも出版されているが、こちらは未読。
岩波文庫の方の説明を見ると、「絵画論」「人生論」「文学論」「技術論」などがあるが、本書では、主に「絵画論」が取り上げられている。

自分では絵(イラストも含めて)は描かないので、知らなかったが、絵画であっても科学の素養が求められるというのは、少し意外だった。
観察力はもちろん、人であれば筋肉の付き方、遠近法の使い方、光があたる角度など。
弟子のサライに語る、という形で、「講義」が行われる。
(絵を描いている人には、何を今更、という話かもしれないが・・・)

ただ、これらは効果的に描くテクニックに過ぎない。

印象に残るのは
「頬が上がっているから笑って見えるんじゃなく、笑うから頬が上がるんだ。
 表現すべきなのは肉体の動きより、魂の動きだ。」
というセリフ。

なんとなく、というレベルでは分かるが、実践してみろ、と言われたら、どうすればいいのか分からない。

「人の感情や思考が体にどう表れるのか、それを知るための洞察力を養うことだな」
との事だが、さらに答えが遠くなったような気がする。

凡人はここまでか・・・。

ところで、中世の人の言葉なのに、未だに輝きを失わない、となると他の部分は、どうなっているのだろう、とやはり原典の方が気になってしまう。

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カテゴリ: まんがで読破

テーマ: 読書感想 - ジャンル: 本・雑誌

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