小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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学べる外交手腕

ナショナルジオグラフィック
 2014年1月号


印象に残った記事は次の3つ。

・アマゾンの闘う先住民カヤポ
南米先住民カヤポ族。
ブラジルが建国されて、まもなく、他の地域の先住民族と同様、彼らも迫害と伝染病に苦しめられた。
が、彼らは指導者に恵まれた事もあり、どこかの国の政治家も真っ青なほどの、「外交」を展開する。

自分達の土地に違法に立ち入る者に対しては「強硬手段」(身包み剥いで、町に送り返す)を取る一方、相手の言語(ポルトガル語)を習得し、自然保護団体の支援を取り付け、メディアを巻き込み、世論を味方につけたのだ。
新しいものを取り入れつつも独自の文化を守る、という柔軟な姿勢。

カヤポ族はモンゴロイドなので、彼らの写真は、着る物を変えたら、親戚にいそうな顔つきの人ばかり。
顔つきも似ている事でもあるし、彼らの「外交手腕」を学んだ方がいいのでは?と思った。

・博物館に収められた地球の不思議
「モノを集める」という行為は、「趣味」であるが、ある意味「不治の病」でもある。
一旦、モノを集める行為にとり憑かれた人は、そうでない人から見ると、「異常」とも思える情熱を持って、没頭する。
これは、かなり「本能」に近い行為なのだという気がする。

「モノを集める」行為を主に国が中心となって、組織的に行っているのが博物館。
その博物館に集まってくる標本の写真が印象的。
特に、ヨーロッパモグラの毛皮の写真は悪い夢に出てきそうだった。

・祖国を離れて
家族により良い暮らしをさせたいと、遠い異国で働く人々の記事。
中東に出稼ぎに出ている人を特集しているが、出稼ぎ先が日本でも、アメリカでもあまり大差はないだろう。

悲しいのは「家族のために」と外国に出稼ぎに行った人に、家族・親戚が依存してしまう、という点。

出稼ぎに行った人が家族に会いに帰っても、家族からすれば、その分、「稼ぎ」が減る。
そのため、家族から、すぐ戻るように暗にプレッシャーをかけられてしまう。

「家族のために」遠い異国で働いているのに、久しぶりに帰れば、その家族からは歓迎されない、というのは、あまりに哀しすぎる。

出稼ぎ先で「不倫」をする人は多いらしい。
かつて「不倫は文化だ」と言った芸能人がいたが、この場合は、もっと根深い。

わざわざ外国まで行って、働く必要がないにこしたことはないのだが・・・。
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