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動物マニア 

ヒト、動物に会う
 コバヤシ教授の動物行動学
  小林朋道
   新潮新書


動物行動学者の著者が研究のために触れ合った動物達とのエピソードを紹介するもの。
ただ、多くの場合、「研究」というのは、名目で動物達に対する好奇心が、なによりまず第一にあるように感じる。

まあ、そうでなければ、動物行動学という学問を専門にしたりしないだろうが・・・。

「動物行動学」というと、「コンラート・ローレンツ博士」の名前が思い浮かぶ。
(・・・というか、とっさに名前が出てくる人は、この人しかいない。)

その著書の中に「人イヌに会う」という本がある。
本書を初めて見た時、タイトルは、この本のパロディかと思ったが、「はじめに」の所で、"意識したものである。"と書いてあった。
いち早く気付いた、と思っただけに、ぬか喜びだった。

取り上げられているエピソードは、学問的な内容は少なく、こぼれ話的な内容が多い。

個人的なお気に入りは
「自転車にからまっていたカラスの話」
「プレーリードッグに家の壁を破壊された話」
「飛べなくなったドバトの世話をした話」
の3編。

よくぞ、ここまでやれるな、と思わせるエピソードばかり。
そういえば、コンラート・ローレンツ博士の「ソロモンの指環」にも似たような話が多かった。

動物を相手にする学問だと、人の世界の感覚とはずれてきてしまうのだろうか。

ところで、本書を読んでいると、動物達は決して、本能だけで生きているわけではない、と思うことができる。
動物達が認識している世界は、人間とは、かなり異なるものだろうが・・・。
一度でいいから、少しでいいから、覗いてみたい。
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カテゴリ: 小林朋道

テーマ: 読書感想 - ジャンル: 本・雑誌

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