小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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心遣い

くものきれまに
 木村裕一 作
 あべ弘士 絵
  講談社


「あらしのよるに」シリーズの第3弾。

今回はメイがガブに会っている場所に、事情を知らない友達ヤギのタプが来てしまう事によるドタバタが描かれる。
メイとガブの関係がバレてしまうかどうか、ハラハラする展開。

タプはガブの姿がよく見えないので、まさかオオカミとは思わず、さんざんオオカミの悪口を言う。

それを聞いても、メイの友達だから、と怒る事なくガマンするガブ。
この辺り、ガブの人柄・・・いや狼柄が窺える。

が、さんざんオオカミの悪口を聞かされた挙句、ついに一声吠えて、森の中に走りこんでしまう。
ただ、それは相手を威嚇するためでなく、普通のヤギがオオカミの事をどう思っているかを知ってしまった悲しみの声。

「もしかしたらメイも、心の奥底では、そんな風に思っているのでは」
と思ってしまったのだろう。

だが、メイは「そんな事はない」と否定し、また会い続けよう、と約束する。
落ち込んでいたガブは、メイのその言葉に救われる。

地味かもしれないが、今回はメイとガブがお互いを思いやる気持ちが印象に残った。
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