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身近な生き物 

とりぱん (8巻)
  とりのなん子  講談社


「自然観察」というと、ちょっとした山林に行く、とか
自然観察公園などに行くなどがすぐに思い浮かぶが、
身近にいる生き物たちをじっくり観察したことがある
だろうか。

スズメやカラス、ハトやノラネコなど。
あまりに身近すぎて、気にも留めないような生き物たち。

彼らの姿を何も見ずに絵に描け、と言われたら何人の人が
特徴を的確に捉えた絵を描くことができるだろうか。
(自分も自信は、まったくない)

そんな彼らの行動を丹念に観察したのが著者。
「身の丈ワイルドライフ」と称しているが、身の回りの
自然を見直してみよう、というスタンスには好感が持てる。

外国の動植物について思いをめぐらす前に身の回りの
自然を見直してみる。

そうすると都会であっても、意外なほど多くの動物と
背中合わせで暮らしているかが分かる。

自然観察のためにわざわざ山奥に行かなくても、ふと
立ち止まって、スズメやカラスの行動を観察してみる。
すると、表情の変化が乏しい、と思えた彼らも、かなり
表情豊かであることが分かる。

スズメやカラス、ハトに飽きたら、冬ならば、池のある
公園に行けば、渡り鳥のカモ類がいるし、夏であれば、
ツバメを相手にすればいいだろう。

大事なのは、観察しはじめたら、すぐに何か面白いことを
し始めるなどと思わないこと。
せかせかしないで、10分や20分は、じっくり観察することだ。
きっと思いがけない「発見」ができるだろう。
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カテゴリ: とりのなん子

テーマ: 読書感想 - ジャンル: 本・雑誌

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