小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

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人類は「孤独」なのか?

ナショナルジオグラフィック
 2014年7月号


先月(7月号)の感想だが、気になった記事は3つ。

・宇宙生物学のいま
「地球外生命体」というと、一昔前までは、トンデモさん達のナワバリであった。
が、極限環境生物や系外惑星の発見などにより、ようやく科学として、扱われるようになってきた。

そんな地球外生命体探査のための研究を行う科学者の話。
ある者は、氷の下を探索するための無人探査艇を開発しようとし、また、ある者は洞窟に住む微生物を研究し、火星などで同様の環境でも生きる強さを持っているか調査している。
そして、異星からの信号をキャッチしようとする者も・・・。

個人的には"知的"という言葉がつかない「地球外生命体」ならば、見つかるのは時間の問題だと思う。
微生物も含めれば、生命の適応力は、ものすごい、というか、あきれる程、たくましいから。
ただ、"知的"という言葉がついた瞬間、見つかる確立は限りなくゼロに近くなる。

異星の文明の数を推定するドレイク方程式というものがある。
(これ自体、議論の叩き台として、提示したものらしいが、「理論」として紹介されてしまうケースが多い)

この方程式の中に、少々、不気味な変数がある。
それは「電波を使える文明の平均的な存続期間」というもの。
この変数に正確な数字を入れられる人はいないだろう、と思うと同時に、文明は永続するわけではない、と警告されているように思えてしまう。

・穀倉地帯を開拓せよ
「90億人の食」シリーズの第3回。
アフリカの耕作可能な土地を開拓する話。

ショックなのは、アフリカでは住民の土地の権利が無視されやすい、という点。
長年、住んでいる人がいるのに、ある日、突然、家も畑もつぶされ、補償もされない事があるらしい。

一体、いつの時代の話なのか、と疑ってしまう。
が、これは現在、起こっている事。

政府も企業も、机上の契約だけで満足し、現場がどうなっているか気にしていない。
これでは、いくら開発しても、治安が悪くなり、結局、元の木阿弥になるだけでは?と思うが・・・。


・巨岩の帝国
中国、雲南省の洞窟の内部をレーザースキャナーで測量する話。
肉眼では見られない部分が、最新技術で、その姿を見せるのが印象的。

世界第2位の面積を持つ苗洞の「広間」の部分は、ボーイング747が何機も収まる、というのが驚き。
ここまでくると想像力がついていきそうにない。

ところで、記事の中で、気がかりなのは、「観光地化」による弊害。
景観保護と地域振興。
この辺りは古今東西、「永遠の課題」・・・。
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