小人閑居

「ベストセラー」より「知る人ぞ知る」といった本を紹介していきたいと思います。

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

品種改良

ナショナルジオグラフィック
 2014年10月号


印象に残った記事は次の3つ。

・次世代の緑の革命
90億人の食シリーズ第6回。
今回は遺伝子組み換え技術や、従来の手法による品種改良の話。

2050年までに食料生産をさらに増やしていくために、1940年~1960年の作物の品種改良や化学肥料の大量投入による「緑の革命」をもう一度、起こす必要がある、という。
そして、その中で、重要になってくるのが遺伝子組み換え技術。

遺伝子組み換え、と聞くと、今はなんともなくても、何十年も経った後に、「実は有害でした」とか言い出すことがあるかもしれな、というイメージがある。(あくまで個人的なイメージ)
そのため、食べずに済むなら、食べたくない、というのがホントのところ。
が、だんだん無視できなくなってくる、という気がする。

それに記事の中でひっかかったのが、遺伝子組み換え作物を開発した会社と農家の関係。
農民は会社との契約で翌年の作付け用に種子を採取できず、毎年、会社から種子を購入しなければならない、という。
また、この会社は自社製品の除草剤に耐性を持つ作物を開発したらしい。

いい商品を作って、利益をもらい、存続していく、という企業の姿からすれば、正しい行動だが、これがどんな意味を持つことか、という点を考えると、遺伝子組み換え技術、というのは、一体、何のための技術なのか、という疑問が湧いてくる。

・スピノサウルス
白亜紀に生きていたと考えられている恐竜、スピノサウルス。
その恐竜の全身を復元しようとしている研究者の話。

背中に大きな帆をつけたような恐竜は、子供の頃、読んだ恐竜の本で出てきたような、出てこなかったような、という印象しかなかった。
(もしかしたら記憶違いかもしれない)

個人的には、その程度の印象しか持っていなかった恐竜だが、肉食恐竜ビッグ3に数えられている、と書いてあったので驚いた。
小学校の頃の友達(それもほとんど忘れかけている)が、突如、有名人になったような感じだった・・・。

・原発事故の現場を訪ねる
チェルノブイリ原発事故跡の見学ツアーの話。

1986年、旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発の爆発事故。
その事故が起きた地域を見学するツアーが2011年から始まったそうだ。
(記者も書いているが、よりによって2011年・・・)

自分の中では、チェルノブイリ原発事故は、まだ「歴史」になっていないので、ツアーに対しては反感しか感じない。
しかも記事を読む限り、興味本位で参加している人も少なくないように見受けられるので、なおさら。

ただ、この記事の中でズシリとくるのは「帰郷者」と呼ばれる人々の存在。

住み慣れた土地で暮らしたい、と放射能の危険性を承知の上で、戻ってきて、暮らしている高齢者が少なくない、という。
(たしか「もの食う人々」(辺見庸)でも、「帰郷者」は紹介されていた。)

この意味だけを考えても、見学ツアーを始める神経が理解できない。
スポンサーサイト

トラックバックURL

http://randokukanso.blog79.fc2.com/tb.php/615-69f8e623

この記事へのトラックバック

この記事へのコメント

コメント投稿フォーム

管理者にだけ表示を許可する

Paging Navigation

Navigations, etc.

About This Website

/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。